入浴用品・排泄用品は介護保険で購入できる!【特定福祉用具販売の種類と特徴ついて】
【AmazonオーディオブックAudible – 音声で本を聴く新体験】
国内最大級の特定事業所加算「取得」「運用」を代行する「プロサポ」が提供するメディア
訪問介護、通所介護などのお役立ち情報・書式を多数掲載!『けあタスケル』
こんにちは!
・福祉用具ってレンタルできるって聞くけど排泄や入浴関係も全部レンタルなの?衛生的にどうなの?
こういう悩みをもたれた方向けの記事です
介護保険の補助で利用できる福祉用具には
「レンタル」と「販売」があります
そもそもの話で
なぜ「レンタル」と「販売」に分かれているのか
というと
一部商品について「用途がレンタルに適していない」から
具体的には
・衛生面などでレンタルが不適切と考えられるもの
・使用によって劣化・変形が考えられるもの
などなど
ポータブルトイレやお風呂のイスなど
基本的に直に肌に触れる商品だったり
衛生面的にレンタルが向かない排泄に関わる商品
また移動用リフトの吊り具(スリングシート)も
使用による劣化・変形などが想定されることから
販売となっています
ということで今回のブログは
「入浴用品・排泄用品は介護保険で購入できる!【特定福祉用具販売の種類と特徴ついて】」
というテーマでお話ししたいと思います
ちなみに
福祉用具レンタルに関する過去のブログです👇
こちらもよかったら参考にしてみてください👇
特定福祉用具販売の利用料の目安
特定福祉用具販売の
利用料については下記のとおりです
・年間10万円までの購入枠がある
※同一年度で購入額が10万円を超えた場合は超えた分が自己負担
例:自己負担1割の方で同一年度で12万円分の特定福祉用具販売があった場合
→10万円枠内の自己負担額1万円+枠外の自己負担2万円=自己負担3万円
特定福祉用販売を利用する際は
上記の負担額の目安を参考に
賢く購入しましょう!
特定福祉用具販売の対象種目
特定福祉用具販売の対象種目は以下の通りです
・和式便器の上に置いて腰掛式に変換するもの
・洋式便器の上に置いて高さを補うもの
・電動式またはスプリング式で便座から立ち上がるに補助できる機能を有しているもの
・便座、バケツ等からなり、移動可能である便器(ポータブルトイレ)
●入浴補助用具
・入浴用いす(シャワーいす)
・浴槽内いす(浴槽台)
・浴槽用手すり
・入浴台(バスボード)
・浴室内すのこ
・浴槽内すのこ
・入浴用介助ベルト
●簡易浴槽
●自動排泄処理装置の交換可能部品
●排泄予測支援機器
●移動用リフトのつり具の部分
ということで
特定福祉用具販売の各種目について
簡単にご紹介しますと・・・
腰掛便座
和式便器の上に置いて腰掛式に変換するもの
和式便器にかぶせて洋式便器として利用できます
洋式便器の上に置いて高さを補うもの
便座の高さが低い場合に便座の高さを補い
立ち上がりしやすくします
電動式またはスプリング式で便座から立ち上がるに補助できる機能を有しているもの
洋式便器の便座を昇降させることができ
こちらも便座からの立ち上がりをしやすくします
便座、バケツ等からなり、移動可能である便器(ポータブルトイレ)
お部屋に置いて使うトイレです
家のトイレまでの移動が困難な場合などに有効です
【参考】腰掛便座のブログ記事👇👇
https://kaigoyouhin1.com/tokuteifukusiyougukosikakebenza/
入浴補助用具
入浴用いす(シャワーいす)
洗い場に置いて安全な立ち座りに使用します
浴槽内いす(浴槽台)
安全な浴槽マタギや
浴槽内でのイスとして有効です
浴槽用手すり
浴槽のふちに設置し
浴槽マタギの際に使う手すりです
入浴台(バスボード)
座ったまま安全に浴槽マタギを行うための商品です
浴室内すのこ
浴室洗い場の床を底上げすることで
安全な浴槽マタギだったり
段差解消によるつまづき防止・シャワーキャリー移動に有効です
浴槽内すのこ
浴槽の床の底上げができる商品です
入浴用介助ベルト
入浴介助をしやすくするためのベルトです
【参考】入浴補助用具のブログ記事👇👇
https://kaigoyouhin1.com/nyuyokuhojoyougusyurui/
簡易浴槽
|
自宅の浴室で入浴ができない方向けに
お部屋で簡易に入浴ができるキットです
自動排泄処理装置の交換可能部品
レンタル種目である「自動排泄処理装置」で
直に肌に触れる部品は
特定福祉用具の販売対象商品となります
排泄予測支援機器
こちらは2022年に新たに追加された特定福祉用具販売の種目で
膀胱内の状態を赤外線で感知し
尿意のないご利用者がご自身で排尿機会を把握したり
介護者が最適なタイミングで排泄機会をご本人に促したりすることができます
移動用リフトのつり具の部分
こちらもレンタル種目である「移動用リフト」で
使用により劣化が見込まれる吊り具については
特定福祉用具の販売対象商品となります
必要なものを必要なときに
ということで特定福祉用具販売の種目について
説明させていただきました
今回ご説明した通り
特定福祉用具購入の対象種目は
結構色々な種類があります
介護でお困りの際に
お安く購入して生活を助けられる福祉用具になりますので
お困りの方はぜひ必要なものを必要なときに導入して
できるだけ不自由なくより良い生活をすごしていただきたいなと思っております!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!
もしよかったらこちらもみてみてください!👇
●介護の三ツ星コンシェルジュさんのコラム
https://kaigo.jp/writer/entry/130/
●note
https://note.com/kaigoyouhin1
ではでは
【AmazonオーディオブックAudible – 音声で本を聴く新体験】
国内最大級の特定事業所加算「取得」「運用」を代行する「プロサポ」が提供するメディア
訪問介護、通所介護などのお役立ち情報・書式を多数掲載!『けあタスケル』
コメント