介護ベッドは嫌!床に布団で寝たい方におすすめ【起き上がり補助装置の使い方】(体位変換器)

体位変換器
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介護ベッドは嫌!床に布団で寝たい方におすすめ【起き上がり補助装置の使い方】(体位変換器)

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こんにちは!

・ベッドは嫌!でも布団からの起き上がりがしづらくて困っている!
・ベッドを使わずに楽に起き上がりできるようにしたい!

こういう悩みをもたれた方向けの記事です

体位変換器の種類としては大きく分けて5種類

・寝返り支援の(従来の)体位変換機器
・ポジショニングクッション
・スライディングシート
・起き上がり補助装置
・エアーマットタイプ

今回はその中の「起き上がり補助装置タイプの体位変換器」ということで
該当する商品である「アスディス(モルテン)」についてお話します!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

モルテン 起き上がり補助装置 アスディス / ASD
価格:115292円(税込、送料無料) (2022/8/5時点)

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アスディスは床に布団で過ごしたい方で起き上がり動作に支障がある場合に有効な商品です
床においてその上に敷き布団を置いて使います
起き上がりしたいときにボタン操作で
背もたれが上がって楽に起き上がりを行えます
月々のレンタル料金は600~800円くらい
(利用者負担割合1割の場合・料金はおおよそです)

ということで今回のブログは

介護ベッドは嫌!床に布団で寝たい方におすすめ【起き上がり補助装置の使い方】
というテーマでお話していきます!

ちなみに体位変換器・床ずれ防止用具については過去のブログで取り上げています
こちらもよかったら参考にしてみてください👇

寝返りをサポートして床ずれ悪化を防ぐ!【体位変換器の選び方・種類・特徴】
介護保険レンタルで「体位変換器」という種目があるのをご存じですか?この記事では寝返り動作をがサポートし床ずれを防ぐことができる体位変換器の種類や特徴・使い方について詳しくご紹介しています。寝返り介助作業に困っている!床ずれを防ぐために体位変換器選びの際に参考にしたい!という方はぜひ記事をご覧ください!
柔らかいマットで褥瘡を防ぐ!【床ずれ防止用具の選び方・種類・特徴】
介護保険でレンタルできる床ずれ防止用具は大きく分けて2種類(エアーマットタイプとマットレスタイプ)です。この記事では床ずれ防止用具の特徴・選び方・注意点について詳しくご紹介しています。床ずれ防止用具選びの際に参考にしたい!という方はぜひ記事をご覧ください!

「アスディス」のメリット

アスディスのメリットとしていくつか取り上げてみると・・・

メリット1.床に布団の生活に馴染まれた方に受け入れてもらいやすい


長年床に布団を敷いて過ごされていた方にとって
介護ベッドを導入しましょうと提案しても
実際のところ就寝環境が変わってしまうことに対して抵抗感を持たれる方は多いです

そんな方でもアスディスであれば
床に布団の生活感が継続できるので抵抗感も少なく導入できます

メリット2.お部屋が狭くてベッドが入らないおうちでも導入可能

介護ベッドはおおよそですがタテ2メートル・ヨコ1メートルのスペースが必要です
さらにベッドから降りて移動するスペースも含めるともう一回りの広さが必要となります

おうちによってですが
スペース的にどうしてもベッドが導入できないケースもあったりするので
その際にアスディスは有効だったりします

メリット3.認知症の方などベッド導入が困難な方にも有効

認知症の方にはベッド導入が逆に危険を招くケースもあったりします
ベッドは高さがあるので転落するリスクがあるのです

サイドレールで転落防止を図ればいいのでは?

と思われるかもしれませんが
人によってはサイドレールを乗り越えて転落してしまう危険もあったりするので
ベッド導入は慎重になったりするのですが・・・
そんな時でも床に直に設置できるアスディスは有効です!

「アスディス」のデメリット

いくつかメリットをご紹介してきましたが
逆にデメリットについてもいくつか取り上げてみると・・・

デメリット1.本体フレームが寝心地に影響するかも


アスディスの上には敷布団を敷いて寝ることになるのですが
敷布団は介護ベッドのマットレスとは違い
厚みもなく底付きしやすいため
起き上がり補助装置のフレームの硬さが直に体に当たる感じになってしまうかも

自力で寝返りできればいいのですが
フレームの硬い部分が直に体に当たり続けてしまうと
床ずれの心配もあったりして
場合によっては危険だったりもします・・・

デメリット2.背もたれを上げたままでは過ごせない(徐々に下がってきます…)


アスディスは床から起き上がりができるという優れた機能がありますが
空気で背もたれを上げる機構になっているため
介護ベッドのように背もたれを上げたまま過ごすということはできません

背もたれを上げてもしばらくすると徐々にフラットに戻っていってしまいます

なので起き上がり機能は
そこから離床する際の補助として使用することしかできず
上体を起こした姿勢のまま長時間過ごすということはできないのでご注意を…

デメリット3.低床ベッドの進化により商品のニーズが微妙に…

アスディスが登場した当初から月日も経ち
今では介護ベッドもどんどん低床タイプが増えてきました
今ではベッド本体の最低床高が低くなってきており

例えばフランスベッドのフロアーベッドは床高11cm!

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フランスベッド FL-1402 超低床フロアーベッド 3モーター
価格:660000円(税込、送料別) (2022/8/5時点)

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マットレスの厚みも含めても20cmくらいの高さで済むので
床にちょっと厚めのマットレスを敷いている感覚と
そん色ないレベルまで進化しています

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

これなら介護ベッドを拒否反応もなく導入してもらえるのでは?

なんて思ったり思わなかったり・・・

体位変換器選びはケアマネジャー・福祉用具専門相談員へぜひご相談を!

というわけでいろいろと体位変換器についてあれこれ書いてみましたが
体位変換器選びをする際は
知識・経験も豊富なケアマネジャーさんや
福祉用具専門相談員の方を頼ってみて下さい
きっとその方により合った機種選定をしてくれるはずです!

 

 

 

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!

介護の三ツ星コンシェルジュさんでコラムも書いています
もしよかったらこちらもみてみてください!👇

福祉用具屋さん(介護用品スタッフ1号) - コラムニスト紹介 - 介護の三ツ星コンシェルジュ:暮らしを豊かにするコラムサイト

ではでは

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