寝返りをサポートして床ずれ悪化を防ぐ!【体位変換器の選び方・種類・特徴】
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こんにちは!
・寝返り介助をもっと楽に行いたい!なにかいい道具は?
こういう悩みをもたれた方向けの記事です
「体位変換器」ってあまり聞きなれないなぁ
なんていう方もたくさんいると思うので簡単に説明させていただきますと
体位変換器とは
寝返りなどの姿勢の変換動作を容易に行えるように支援する福祉用具です
ちなみに体位変換器は介護保険レンタルの対象種目であり
その種類は多岐にわたります
・左右の寝返り動作を補助する(従来の体位変換器)タイプだったり…
・ポジショニングクッションのようなタイプだったり…
・摩擦の少ないスライディングシートだったり…
・起き上がり補助の機器だったり…
・エアーマットのようなタイプだったり…
いろいろな機種が「体位変換器」として、ひとくくりの種目にまとめられています
実際の介護保険制度上の体位変換器の定義としては
居宅要介護者等の体位を容易に変換できる機能を有するものに限り、
体位の保持のみを目的とするものを除く。
とあり
この解釈の範囲に当てはまるとされる様々な商品が
体位変換器として介護保険レンタルとして認められているのです
ということで今回のブログは
介護保険でレンタルできる13種目のうちの1つ
「体位変換器の選び方・種類・特徴」
というテーマでお話します!
ちなみに体位変換器に関連の深い福祉用具の種目については過去のブログで取り上げています
こちらもよかったら参考にしてみてください👇
体位変換器の種類と特徴
先にお伝えした通り
体位変換器の種類としては多岐にわたります
私の独断で種類をざっと分けてみると下記の5種類
・ポジショニングクッション
・スライディングシート
・起き上がり補助装置
・エアーマットタイプ
それぞれについて簡単にご紹介していきます
寝返り支援の(従来の)体位変換機器
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ネーミングがダメダメで申し訳ないのですが💦
とにかく寝返り動作の補助など従来の「体位変換する」という定義に沿った機種です
ご利用者の体を左右にゴロンと寝返りする動作をこの機器を使って行います
月々のレンタル料金は150~300円くらい
(利用者負担割合1割の場合・料金はおおよそです)
寝返り支援の体位変換器のブログ記事👇👇
https://kaigoyouhin1.com/negaerisientaiihenkanki/
ポジショニングクッションタイプ
体圧分散効果のある素材のクッションタイプの体位変換器
クッションについている取っ手を使って体位変換作業を行います
名目は体位変換を行うことですが体位保持用としても使われます
月々のレンタル料金は150~300円くらい
(利用者負担割合1割の場合・料金はおおよそです)
ポジショニングクッションタイプの体位変換器のブログ記事👇👇
https://kaigoyouhin1.com/pojisyoningukussyon/
スライディングシートタイプ
ベッド上で体の位置が足側にズレていたりする際に
このシートを敷きこんで体を滑らせることで適正な位置に戻すことができます
月々のレンタル料金は100~200円くらい
(利用者負担割合1割の場合・料金はおおよそです)
スライディングシートタイプの体位変換器のブログ記事👇👇
https://kaigoyouhin1.com/suraidelingusito/
起き上がり補助装置
床に布団で過ごしたい方で起き上がり動作に支障がある場合に有効な商品です
床に置いて使います
起き上がりしたいときにボタン操作で
背もたれが上がって楽に起き上がりを行えます
月々のレンタル料金は600~800円くらい
(利用者負担割合1割の場合・料金はおおよそです)
起き上がり補助装置の体位変換器のブログ記事👇👇
https://kaigoyouhin1.com/okiagarihojosouti/
エアーマットタイプ
こちらは一見すると「床ずれ防止用具」のエアーマットタイプなのですが
体位変換動作の機構が備わっていて
体位変換器として扱われています
月々のレンタル料金は800~1000円くらい
(利用者負担割合1割の場合・料金はおおよそです)
エアーマットタイプの体位変換器のブログ記事👇👇
https://kaigoyouhin1.com/eamattotaipunotaiihenkanki/
体位変換器の解釈って微妙なものが多い…
このように様々な種類がある体位変換器ですが
いったい何が体位変換器として認められて何が認められないのか
解釈の仕方が微妙やなあ・・・
と思うこともしばしば
体位「保持」を行うポジショニングクッションは
体位変換器として認められてなかったり
昔からある三角のパッドは認められる自治体があれば認められない自治体もあったり
さらにエアーマットタイプの体位変換器って
これは体位変換器というよりも床ずれ防止用具じゃね?
って感じで結構解釈が微妙な商品が多いです
個人的には「体位変換」だけでなく
「体位保持」も介護保険レンタルの種目として認めてほしいなと思っています
(車いす上やベッド上でのポジショニングクッションって結構大事だったりするので…)
体位変換器選びはケアマネジャー・福祉用具専門相談員へぜひご相談を!
というわけでいろいろと体位変換器についてあれこれ書いてみましたが
体位変換器選びをする際は
知識・経験も豊富なケアマネジャーさんや
福祉用具専門相談員の方を頼ってみて下さい
きっとその方により合った機種選定をしてくれるはずです!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!
もしよかったらこちらもみてみてください!👇
●介護の三ツ星コンシェルジュさんのコラム
https://kaigo.jp/writer/entry/130/
●note
https://note.com/kaigoyouhin1
ではでは
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