浴槽マタギや浴槽内の立ち座りを安全に!【浴槽内椅子・浴槽台の使い方・種類・特徴】
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こんにちは!
・安全に入浴できる福祉用具ってどんなものがあるの?詳しく知りたい!
・介護保険で安く入浴関係の福祉用具を導入したい!
こういう悩みをもたれた方向けの記事です
今回取り上げる「浴槽内いす(浴槽台)」について
簡単にご紹介しますと・・・
浴槽台は
浴槽の中の湯船に沈めて使う台のこと
安全な浴槽マタギや
浴槽内でのイスとして有効です
ということで今回のブログは
「浴槽マタギや浴槽内の立ち座りを安全に!【浴槽内椅子・浴槽台】」
というテーマでお話ししたいと思います
ちなみに
特定福祉用具販売に関する過去のブログです👇
こちらもよかったら参考にしてみてください👇
入浴補助用具とは
特定福祉用具販売の対象種目のひとつ
「入浴補助用具」の定義は
以下の通りです
・入浴用椅子
・浴槽用手すり
・浴槽内椅子
・入浴台(浴槽の縁にかけて利用する台であって、浴槽への出入りのためのもの)
・浴室内すのこ
・浴槽内すのこ
・入浴用介助ベルト
ちなみに特定福祉用具販売の
利用料については下記のとおりです
・年間10万円までの購入枠がある
※同一年度で購入額が10万円を超えた場合は超えた分が自己負担
例:自己負担1割の方で同一年度で12万円分の特定福祉用具販売があった場合
→10万円枠内の自己負担額1万円+枠外の自己負担2万円=自己負担3万円
ということで
同一年度で10万円の補助枠があるので
特定福祉用販売を利用する際は
10万円の補助枠を参考に
賢く購入しましょう!
浴槽内いす(浴槽台)について
浴槽台の用途は主に下記の2つになります
・浴槽内の立ち座り補助
浴槽マタギ動作の補助
ふらつきや転倒のリスクが高い方にとって
浴槽の縁をまたぐ動作は
バランスを崩す危険性が
極めて高い動作となります
よくよく考えると
・浴槽のフチをまたいで
・さらにまたいだ足を浴槽の底に
・そしてもう片方の足も縁をまたいで・・・
という
非常にバランスを崩しやすい動作を
行わなければなりません
もっといえば
浴槽の床の高さが
洗い場の床の高さより
低かったりするもんだから
高い縁をまたぎつつ
段違いの床面に着地しなければならない・・・
このように浴槽マタギ動作って
バランスの不安定な人にとって
とっても難易度の高い
動作大変な状況だったりするのです💦
そんな危険を伴う浴槽マタギに
役立つのが浴槽台です
例えば
洗い場の床面と
浴槽の底の床面の高さが
段違いになっている場合であれば
浴槽台を浴槽の底に設置し
洗い場の床面と同じ高さに合わせることで
浴槽マタギの動作も
ずいぶん安全になります!
さらに
「浴槽手すり(フチに挟み込むタイプ)」を併用したり
「手すり取付工事」を併用することで
さらに安全なマタギ動作が可能になります
できれば手すりの併用をお勧めします!
浴槽内での立ち座り補助
もう一つの浴槽台の役割が
「浴槽内での立ち座り補助」です
浴槽に座るとかなりの深さになり
特に立ち上がる際に
浴槽の底から立ち上がる動作は
結構大変だったりします
そこで
浴槽台の天板に座って入浴することで
イスからの立ち上がりのように
楽に立ち上がりが可能になります!
浮力があるので浴槽台の高さは低い方がいい
浴槽台のデモをする際
デモ機なので
お湯を浴槽に入れた状態で
デモをするわけにはいかず
浴槽にはお湯を入れず空の状態で
浴槽台を浴槽に置いて
立ち座りの確認をします
ここで気を付けたいのが
実際に使う際は
お湯を入れた状態なので
浮力が働いて
ある程度浴槽台の高さが低くても
立ち上がりはできるということ
お風呂の湯船につかる際は
座面高さが高い浴槽台の場合
本人の上半身が湯船から出てしまい
半身浴みたいな状況になってしまいます
特に冬場など
しっかり肩まで浸かりたいという方にとっては
浴槽台によってそれが阻害されてしまいます
浮力のフォローによって
結構浴槽台の高さは低くても
立ち上がりはできるのが実際のところなので
浴槽台の選定では
空のお風呂でデモした高さより
さらに低い高さで
商品選びをしてみてはどうでしょうか?
吸盤タイプと自重で沈めるタイプがある
吸盤タイプ
軽くてつけ外しも手軽で便利です
ただし
吸盤を正しく浴槽底面に吸着させる必要があり
デコボコした底面には
取り付けができないので注意!
自重で沈めるタイプ
自重で沈めるタイプは安定感があります
しかし重いので
使い終わった後や
掃除のために取り外しをする際に
何気に大変だったりします
ちなみに
アロン化成さんの「軽量浴槽台あしぴたシリーズ」は
軽くてさらに安定感もあり
これまでの浴槽台の欠点を補う
工夫された機種で
お勧めです!
おうちでの安全な入浴は福祉用具でサポート!
ということで
入浴補助用具を
ご紹介してきましたが
たとえ介護状態になったとしても
住みなれたおうちでの入浴は
介護保険の補助をつかって
お安く福祉用具を導入することで
可能になります!
安易におうちでの入浴を
あきらめてしまうまえに
ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に
お声がけください!
きっと力になってくれると思います!!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!
もしよかったらこちらもみてみてください!👇
●介護の三ツ星コンシェルジュさんのコラム
https://kaigo.jp/writer/entry/130/
●note
https://note.com/kaigoyouhin1
ではでは
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