【よく聞かれる質問です】福祉用具・介護用品は「レンタル」「購入」どちらがお得?

特定福祉用具販売
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【よく聞かれる質問です】福祉用具・介護用品は「レンタル」「購入」どちらがお得?

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こんにちは!

・福祉用具ってレンタルと購入のどっちがお得なの?
・レンタルよりも販売の方がいいんだけど…

こういう悩みをもたれた方向けの記事です

 

福祉用具を導入する際によく聞かれるのが

レンタルと販売・買うのと借りるのとどっちが得なの?

とか

レンタルは嫌・買った方がいい!

というご意見です

福祉用具は
車いすや介護ベッドなど
さまざまな商品が介護保険の補助を使って「レンタル」できます

買うと高価な福祉用具がお安い金額でレンタルできる
ということで

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

介護保険の保険料をせっかく払っているのであれば
ぜひ積極的にこのサービスを利用してほしい!

なんて思ったりしているのですが

今回のブログでは

長年福祉用具の営業の仕事を続けてきた私の経験から
「福祉用具・介護用品は「レンタル」「購入」どちらがお得?」
ということで

レンタルと購入の違い・メリットデメリットについて
私なりの意見を書かせていただきたいと思います

レンタルは嫌・買いたいと言われる主な理由

レンタルは嫌・買った方がいい!

というご意見の大きな理由としては

・レンタルし続けるなら買った方が元がとれる

というものが多いです

ということでこのご意見を元にどっちがお得かについてお話していきます

「レンタルし続けるなら買った方が元がとれる」というご意見について

 

レンタルし続けるなら買ってしまった方がお得だよね!

というご意見は本当によくあるのですが…

私の結論としては

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

介護保険レンタル対象商品であればレンタルの方がお得です

ということでその理由をお話していきますね

レンタルがお得な理由①元をとるまでには長期間かかる

例えば

現在市場でよく出ているパラマウントベッドの楽匠プラス3モーションHタイプの場合👇

ちなみに

・楽天市場での楽匠プラス3モーションの最も安かった販売価格は上記のとおり253,000円
・テクノエイド協会が定期的に算出している当商品の月々レンタル最頻価格は11,000円
(利用者負担1割の場合月々1,100円)

として考えてみると
ご利用者が253,000円でベッドを購入した場合
この253,000円を月々のレンタル料金自己負担額1,100円で割っていくと…
253,000円÷1,100円=約223ヵ月!(約19年2か月!)

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

元を取るまでの期間、長っ!

もうこの時点で

さすがに元を取るまでにこんなに長い期間がかかる!

ということを考えてもレンタルの方がいいと思うので
それを説明してレンタルをお勧めしています

レンタルがお得な理由②ランニングコスト

福祉用具は使っていくごとに劣化していきます

特にベッドなどの電装品であれば
長期間使用するとモーター部分やリモコン・配線部分などが破損したりして
部品交換代がかかったりします(この部品1つ1つが高いんだこれが・・・)

販売の場合は所有者は購入したご利用者側になるので
当然修理料金もご利用者側が負担するという形になります

しかしレンタルであれば
その商品の所有者はレンタル事業所側ということになるので
商品が破損しても修理費は基本的には事業所持ちということになるので
ランニングコストを気にせずに商品を利用することができます

レンタルがお得な理由③ご利用者の状態は変化する

レンタルより買った方がいいと思われている方で
ぜひわかっていただきたいと思っているのが

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

「ご利用者の状態の変化!」

販売商品を長期間使い続けて元を取るとなった際に
その間ご利用者さんの体調がずっと変わらずにいるとははっきりいって考えにくいです

購入時には体の状態にバッチリ合っている商品であったとしても
元を取るころには

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

ご本人の体調・状態が変わってしまって全然適合していない・・・

なんてことになっている可能性はかなり高いと思います

そんな場合もレンタルであれば
いつでも自由に機種を変えることができるので
ご利用者の状態の変化にも臨機応変に対応ができるのです

介護保険レンタルはぼったくり?

ちなみに先ほどの楽匠プラスベッドの例では
利用者負担額1割で考えたら元を取るまでに
253,000円÷1,100円=約230ヵ月!(約19年2か月!)かかりますが
レンタル料金10割全体でいえば
253,000円÷11,000円=23ヵ月(約2年弱)

レンタル料金全体でいえばそんなに長い期間はかかりません

ということで

ぼったくりじゃないの?

なんて言われることもあるのですが

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

いやいや
福祉用具の商売はそんないうほど儲かりませんがな!

と全力で返したくなります!!

レンタルというシステムは
解約引取をしたら
消毒・清拭・梱包という作業が必要になります

そこにかかる機材だったり
梱包までの作業にかかる人員
さらに次に納品のお声がかかるまでは倉庫に保管する形となり
その保管スペースも確保せねばならず
確保スペースが大きければ大きいほど事業所の家賃増にもつながっていきます

さらに商品が壊れた際の補修代などもバカにならず
メンテナンス費やレンタルを回していくための費用は
はっきりいって商品購入費用とレンタル料金の積み上げだけで判断できるような
単純な話ではなく

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

レンタル料金の内訳で商品本体の占める割合はたかが知れている

というレベルでメンテナンスやサービスにコストがかかるものなのです

商品の所有者がどちらなのか…
所有者には管理する責任が生じるのでなかなか面倒でコストがかかるものなんですねえ

私が思う結論:レンタルの方がお得!

ということで
管理が楽かどうかで考えても

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

福祉用具・介護用品はレンタルの方が有効

と個人的には思っています!

(もちろんですがシャワーベンチやポータブルトイレなど衛生面で介護保険補助で販売とされている特定福祉用具は除きます💦)

 

商品選びの際に

買った方がお得かな・・・

なんて考えている方は
ぜひ今回の記事を参考にしていただけるとありがたいです

 

 

 

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!

もしよかったらこちらもみてみてください!👇

●介護の三ツ星コンシェルジュさんのコラム
https://kaigo.jp/writer/entry/130/

●note
https://note.com/kaigoyouhin1

ではでは

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