【介護保険対象の住宅改修・洋式便器への便器の取替え】

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こんにちは!

・家のトイレの和式便器の立ち座りが困難で困っている!
・和式を洋式に変更する工事が介護保険を使ってできるらしいけど、どうやって手続きするの?
・介護保険の住宅改修工事ってどんな種類があるのか知りたい!

こういう悩みをもたれた方向けの記事です

介護保険の補助で利用できるサービスとして
「福祉用具用具貸与」「特定福祉用具販売」のほかに
「住宅改修」があります

つかまるところがないと転倒しそうだから手すりを壁に取り付けたい!

和式便器を使う際に座る動作が大変になってきた・・・洋式便器で楽に座れるようにしたい!

など
そんなお困りごとには

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

手すりを付けたり・・・

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

和式便器を洋式便器に変更したり・・・

介護保険の補助を使って
お安く住宅改修工事で
問題解決できます!

ということで今回のブログは
「介護保険対象の住宅改修【洋式便器への便器の取替えについて】」
というテーマでお話ししたいと思います

ちなみに
福祉用具レンタル・販売・住宅改修に関する過去のブログです👇
こちらもよかったら参考にしてみてください👇

https://kaigoyouhin1.com/rentarukounyuudotiragaotoku/


https://kaigoyouhin1.com/juutakukaisyuunosyurui/

住宅改修について

介護保険の補助で利用できるサービスとして
「福祉用具用具貸与」「特定福祉用具販売」のほかに
「住宅改修」があります

ちなみに住宅改修の種類は以下の通り

住宅改修の種類
(1)手すりの取付け
(2)段差の解消
(3)滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
(4)引き戸等への扉の取替え
(5)洋式便器等への便器の取替え
(6)その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

あと
住宅改修の利用者負担額については
下記のとおりです

・介護保険の補助により自己負担額は住宅改修工事額の1~3割
・限度額の枠は一生涯で20万円の工事まで
※「介護の必要の程度」が3段階上がるケースや転居された場合は一生涯20万円の枠がリセットされて再度20万円の支給限度額内で介護保険の補助がでます
(ちなみに「介護の必要の程度」は下記の通り👇)

👆出典:介護の輪ホームページ「介護保険の住宅改修の上限20万円をリセットする2種類の方法!」

「洋式便器への便器の取替え」について

ということで
住宅改修工事のひとつ
「洋式便器への便器の取替え」
ですが
介護保険対象工事として
下記のように定義されています

「洋式便器等への便器の取替え」とは、和式便器を洋式便器に取り替える場合が一般的に想定される。
また、和式便器から、曖房便座、洗浄機能等が付加されている洋式便器への取替えは含まれるが、既に洋式便器である場合のこれらの機能等の付加は含まれない。さらに、非水洗和式便器から水洗洋式便器又は簡易水洗洋式便器に取り替える場合は、当該工事のうち水洗化又は簡易水洗化の部分は含まれず、その費用相当額は法に基づく保険給付の対象とならないものである。
その他住宅改修に付帯して必要となる住宅改修として、便器の取替えに伴う給排水設備工事(水洗化又は簡易水洗化に係るものを除く。)、便器の取替えに伴う床材の変更が考えられる。
福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

・・・なんかわかりづらい

ということで
どんな便器の取替え工事が
対象になるのか
逆に対象とならないのか
これからお話ししていきます

便器の取り替えが認められるケース

介護保険の住宅改修工事で
便器の取替えが認められるのは
下記のようなケースになります!

和式便器を洋式便器に取替え

和式便器から洋式便器への取替えは
介護保険対象の工事です

和式の場合
しゃがみ動作が必要になりますが
このしゃがみ動作は
体の不自由なお年寄りにとって
非常に動作が難しく
しゃがんでしまってから
立ち上がることができないケースも…

そんな場合に
洋式トイレへの変更が有効です!

暖房・洗浄機能付便器への取替え(和式→洋式の場合)

和式から洋式に変更の場合
暖房便座・洗浄機能が
付いている便器への取替えも
介護保険対象となります

便器の取替えに伴う給排水設備工事(すでに水洗式であることが前提)

便器の取替えの際に
水回り工事も必要となりますが
給排水にかかわる工事部分も
介護保険対象です
※元々水洗化されているトイレの場合が該当します

便器の取替えに伴う床材変更

便器の取替えをする場合
床部分や壁部分の改修も
必要となりますが
床材や壁材の変更工事も
介護保険対象です

洋式トイレの向きを変更

家のトイレが
既に洋式だった場合でも
スペースが狭くて
立ち上がりにくい場合などは
便器の向きを変更することで
立ち上がりしやすくなるケースがあります

その場合の
便器の向きの変更工事も
介護保険対象となります!

こんなケースは便器の取り替えが認められない

ではここからは逆に
介護保険対象外の工事について
お話していきます

非水洗から水洗に変更する場合の水洗化にかかわる工事部分

水洗ではない和式トイレを
洋式トイレに変更する場合
新たに水洗化工事が必要となる場合は
給排水工事部分は対象外となります・・・

新たに洋式トイレを新設

既設のトイレは部屋から遠くて移動が大変!
ということで
部屋の押し入れスペースに洋式トイレを新設!
という工事
この場合は介護保険対象外です
あくまでも
「今ある便器を取り替える」
という条件でなければなりません

手洗い器やペーパーホルダーの新設

手洗い器や
ペーパーホルダーを
新たに新設したい
という場合も
介護保険対象外となります

福祉用具と併用して20万円の枠は上手に使いましょう

ということで
とても便利な住宅改修工事ですが
20万円という限度額は
賢く使いましょう!

というのも

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

20万円の枠は一生涯!

使い切るともう後の工事は
全額実費になってしまいます

結構よくあるのが
後になって

あっ!あそこにも手すりを付けたい!

ここにも!

あそこにも!

なんて感じで
追加で工事をしたい箇所が
発生するケースがよくあることです

結局20万円の枠を
この際使わなきゃ損損!

なんて感じで
あまり必要度の高くない箇所まで
工事をしてしまって
あとになって
もっと必要度が高いところが出てきて
でも費用は全額実費なんてことに・・・

便器の取替え工事は高額になりやすい

特に便器の取替え工事は
それだけで
20万円の枠を使い切る場合が多いです

もっといえば
20万円で収まらないことも多いです

なので
他の工事項目も含め
優先度を見極めて
賢く20万円の枠を使いましょう!

住宅改修の内容は福祉用具で代用できる!

この一生涯20万円の枠を賢く使う上で重要なのが
福祉用具の併用です

・和式便器の上に置いて腰掛式に変換するもの

和式便器にかぶせて洋式便器化!
特定福祉用具販売として
1~3割の自己負担で購入できるので
お値打ちです

ということで
住宅改修の工事内容って
福祉用具で代用できるケースはとても多いです!

という感じで
福祉用具レンタルや
特定福祉用具販売で対応できるところは
福祉用具でまかなって
貴重な20万円の工事補助枠分は
本当に必要な箇所で使うことを
強くお勧めします!

 

 

 

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!

介護の三ツ星コンシェルジュさんでコラムも書いています
もしよかったらこちらもみてみてください!👇

福祉用具屋さん(介護用品スタッフ1号) - コラムニスト | 【公式】老人ホーム・介護施設の検索総合情報サイト 介護の三ツ星コンシェルジュ
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ではでは

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