自走式車いすと介助式車いすの違い・メリット・注意点・選び方
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こんにちは!
・自走式と介助式の車いすって何が違うの?
・それぞれの種類のメリットは?どっちの方がいいの?
こういう悩みをもたれた方向けの記事です
車いすの一般的なイメージって

車いすって座って自分で漕げるやつでしょ?
っていうのが一般的な認識かと思うのですが
車いすには大きく2つの種類があります
それが自走式と介助式です
見た目ではっきり違うのが
自走式は車輪が大きく自分で手漕ぎ出来るハンドリムがついている
介助式は車輪が小さく操作は介助の人が行う
という部分です
というわけで
自走式は自分で操作するもの
介助式は介助の人が操作するもの
なんて分け方ができるのですが
今回のブログでは
「自走式車いすと介助式車いすの違い・メリット・注意点・選び方」
というテーマで車いすの自走式・介助式について掘り下げてみたいと思います
ちなみに車いす上の姿勢にまつわる記事についても過去のブログで取り上げています
こちらもよかったら参考にしてみてください👇


自走式と介助式の車いすの特徴
自走式車いすの特徴
|
特徴
・後輪が大きい
・手漕ぎ用のハンドリムが付いており自分自身で手漕ぎ操作で移動できる
・ハンドリムの出っ張りもあり全幅は広め→狭い廊下など使いづらいかも
・車輪が大きく重心も低めなので安定感あり→屋外でもある程度安定感あり
・重量は介助式よりも重め
介助式車いすの特徴
|
特徴
・後輪は小さい
・ハンドリムもない為自分自身での操作ができない
・ハンドリムがない分全幅はコンパクト→屋内で取り回ししやすい
・車輪が小さくその分重心が高いので安定感に欠ける→屋外の悪路では特に不安定
・重量は自走式に比べて軽め
それぞれの特徴まとめ
ということで
それぞれの特徴を表にまとめるとこんな感じ
| 自走式 | 介助式 | |
| 操作(本人) | ○ | × |
| 操作(介助者) | ○ | ○ |
| 全幅 | 広め | コンパクト |
| 安定感 | ○ | △ |
| 屋外 | ○ | △ |
| 屋内 | △ | ○ |
| 重量 | △ | ○ |
※細かいところでは上記の表に当てはまらない場合もあります
自走・介助を選ぶ際の私の考え方
どちらも一長一短ある感じですが
私自身が自走式介助式を選ぶ際は
下記のような考え方で選ぶようにしています
【次に】「屋内の狭い通路などの走行」は問題ないかを確認
【さらに】重い重量により車の「トランクなどに載せる事」は問題ないか確認
まずは何より車いすは自走式ありき
しかしながらそうもいかない事情があるかないかを確認し
支障なければ自走式で行く!
という感じです
私が自走式を優先して選ぶ理由
私が自走式を優先して選ぶ理由としては

本人にとってのメリットを優先すべき!
と常に考えているからです
たとえば車いす選びの際に

うちのおばあちゃんは力も弱いから介助式でいい
と家族の方がよく言われたりしますが
力が弱くても少しの距離ならなんとか漕げたりするものです
(たとえそれが1~2mの距離であったとしても)
本人にとっては車いすに座らされた状態では
ハンドリムがないタイプだと
怪物くんみたいに手がギュイーンと伸びない限りは
目の前にあるものを取る事すらできません
これって本人にとってつらくないですか?
介護ベッドの場合も
枕周りにテレビやエアコンのリモコン・ティッシュ・水など
色々な物を置いている方がいたりしますが
これも手の届くところにモノがある方が生活しやすいから
だと思います
車いすの場合なら
せっかく移動ができるのに
介助式は本人での移動する術を奪い去ってしまう為
出来る限り自走式ありきで車いす導入すべきかなと思っています
狭い廊下で走行しづらい場合は?
自走式だと全幅が大きくなりやすい傾向はあるのですが
狭い廊下での取り回しが全く向いていないかというと決してそうではありません
扉の幅が狭い場合であれば
自走式でもそれなりに全幅がコンパクトになっている機種も増えているので
結構なんとか自走式でも通過できたりするものです
それよりも実は屋内の狭い通路でやっかいなのが
廊下で90度曲がる場所など
転回を伴う場合です
そんなときに重要になってくるのが
車いすの全長・あとは前輪軸と後輪軸の距離(ホイールベース)だったりします
ホイールベースが短めの車いすであれば
ある程度コンパクトに転回できるので
自走式でも屋内での取り回しもなんとかできたりするものです
特に屋内で取り回ししやすい自走式として
6輪タイプの車いすがあります
|
屋内で自力で漕いで
さらに動線が狭い
という場合には非常に重宝する車いすです!
重量が軽いのは誰の為のメリット?
また
車いすを選ぶ際に
重量は少しでも軽い方がいい
という声もよくあるのですが
実際のところ操作自体に重量はあまり関係しないです
選定時に重量を考える場合としては
介助者が車いすを車のトランクに積んで外出する際の介助者の負担が大変な場合です
特に非力な奥さんが旦那さんの車いすを車に積み込む…なんて場合は
軽い介助式も検討すべきですが
そういう理由でなければ車いすは自走式の方であるべきかと思っています
最終的には何を優先して選定するか
私の私見も踏まえて色々と書きましたが
最終的には何を優先するか
そこに集約されると思います
本人にとって役に立つかという目線を優先するのであれば
私がこれまで書いてきたような内容になると思いますし
とはいっても介助する方の力添えが何より大切な場合であれば
そこを優先した選定にすべきかと思います
(介助者優先の選定も実際にあったりします)
私としては本人も介助者も有益に車いすを使っていただきたいと思っているので
安易な「軽量」「コンパクト」の理由での選定ではなく
何を優先して車いすを選ぶべきか
ケアマネジャーさんや福祉用具専門相談員としっかり相談して
最適な機種を選んでいただきたいと思います

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!
もしよかったらこちらもみてみてください!👇
●介護の三ツ星コンシェルジュさんのコラム
https://kaigo.jp/writer/entry/130/
●note
https://note.com/kaigoyouhin1
ではでは
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