多機能すぎ!体に合った設定で座り心地も操作も移乗も助ける!【車いすの使い方】モジュールタイプ

車いす
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こんにちは!

今回は
「【車いすの使い方】モジュールタイプの車いすとは」
についてお話ししていきます

ちなみに車いす全般の種類や機能については過去のブログで取り上げています
こちらもよかったら参考にしてみてください👇

【車いすの選び方】車いすの種類や機能(自走・介助・多機能・モジュールなど様々)
車いすって実はいろいろな種類があるのですがご存じですか?この記事では車いすの種類と特徴について解説しています。いろいろな車いすのことを知ってみたい!という方はぜひ記事をご覧ください!

モジュールタイプの車いすとは

モジュールタイプの車いすとは・・・
車いすの各部分が細かく調整できるようになっており
ご利用者さんの体格や姿勢・操作の仕方などなど
その方に合わせた最適な設定で使うことができる車いすです

個人的には
福祉用具専門相談員の「専門」という部分を
もっとも発揮できる車いす!

導入にあたって

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

やってやるぜ!

と燃える機種です

体に合った車いすがなぜ必要なのか

なぜモジュールタイプのような
その人の体格や姿勢・漕ぎ方に合った車いすが必要なのかを簡単にご紹介すると・・・

というか逆に
体に合っていない車いすを使うことでどんなことが起こるかを考えてみると・・・

例①足の長い利用者が小柄な人向きの車いすを使った場合

足の長い利用者が小柄な人向きの車いすを使った場合

座面と足台の距離と実際の足の長さが合わないので
座った際に膝裏部分と座面の間に隙間ができる姿勢に・・・

本来であればお尻から太もも裏が均等に体重がかかるはずなのですが
膝裏部分に隙間ができてしまうと

お尻に圧が集中しお尻に痛みが!さらに床ずれリスクも!

例②肘掛が低すぎる車いすを使った場合

肘掛が低すぎる車いすを使った場合だと

利用者さんの気持ちとしては
・体重を分散させて楽に過ごしたい
・低い肘掛であっても肘を乗せて楽にしたい
ということで
お尻を前方にずらして浅い座位姿勢にして
無理やりでも肘掛に肘を乗せようとします
その結果
ずっこけ座りになり背中が曲がった円背(えんぱい)姿勢に・・・

もしくは片側に体を傾けて片方の肘掛けに肘を乗せようとします
その結果
背骨が片側に曲がった側弯(そくわん)姿勢に

などなど…

合わない車いすを使うことで
体の変形や床ずれなどの二次障害につながる危険性があるのです!!

 

モジュールタイプの車いすの調整箇所

ということで
ご本人に体格・姿勢に合わせた設定が可能なモジュールタイプの車いすは
とても重要で有効的な機種なのです

ここでは
実際のモジュールタイプの車いすで
調整ができる部分をざっと挙げてみます
(機種によってある機能・ない機能があります)

・座面高さ調整(前座高・後座高別々に調整可能)
・座面奥行き調整
・座面幅調整
・背もたれ高さ調整
・背もたれ角度調整
・背もたれ張り調整
・足台高さ調整
・足台前後左右位置・角度調整
・肘掛高さ調整
・肘掛前後位置調整
・キャスター軸位置調整
・後輪位置調整
・ハンドリム位置調整(出っ張り具合調整)
・介助者用ハンドル高さ調整
・手元ブレーキロック機構設定変更
などなど・・・

すべて覚えてもらう必要はないのですが
いろいろと調節できる部分がたくさんあって便利!
ということさえわかっていただければと思います

これらの調整機構を調整することで
ご利用者にとって最適な車いす設定が可能になるのです!!

デメリット

これまでいい面ばかり書いてきましたがデメリットもあります

重い

調整箇所が多いゆえに
どうしても重量は増えてしまいます

非力な介助者の方では
車のトランクに積載するのも一苦労だったりします・・・

フレーム剛性が弱い機種も一部あったり…

調整箇所が増えることで
車いすの剛性が弱い機種もあったりします

最近ではこのような車いすは減ってきた印象ですが
昔はせっかく各部位を調整しても
実際車いすを押して使う際にはフレームがグニャグニャで
押す力が100%車いすに伝わらなかったりして
イライラしたものです・・・

一見使いにくそうに思われる

標準型の車いすが馴染んでいる方にとっては
モジュール車いすってなんか使いにくそうに思われるイメージがあります

実際の話で
モジュール車いすを導入し
ご利用者に合った設定をあーでもないこーでもないと
頭を悩ませながら最適な設定までなんとかたどり着いて

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

やれやれ、一仕事頑張ったなー

なんて気分でいたところ
デイの職員さんから

こんな使いにくい車いすなんで使ってるの?

なんていう声が・・・

こちらとしては本人にとって最適なものをという一心でせっかく導入したのに

デイ職員の方にはなじみのない機種だったようで
それに利用者さんも気を使って機種変更になってしまったことも・・・

 

調整が面倒で福祉用具専門相談員が嫌がるケースも

モジュール車いすって調整箇所がたくさんあって正直面倒だったりします

しかしながら
ご利用者にとって有益になりうる機種なので
必要な方にはぜひおすすめすべき機種でもあります

福祉用具専門相談員側が
口には出しませんが
面倒くさいという理由で他の手軽な機種をおススメしたり・・・
福祉用具のプロとしては情けない話ですね・・・

快適な車いす利用には必須!でも普及しない原因は??

個人的には

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

モジュール車いすはもっともっと普及すべき!

と思っています

なぜなら
「人それぞれに適合した福祉用具を提供する」
という意味でその代表となる機種だと思うからです

しかしながらモジュールタイプの車いすは思うほど普及していないのが現状ですね

先ほどお伝えしたように調整などの手間が面倒だったり
モジュール・・・というか車いすシーティングの知識が追い付いていないケースもあったり
車いすで快適な姿勢を作るために必要な調整箇所は
先に取り上げたように
非常に多岐にわたります

ご利用者さん側も
支援者側も
福祉用具専門相談員側も
モジュール車いすについて
正しい理解をして
もっと導入機会を増やして

福祉用具屋さん
福祉用具屋さん

車いすで快適に過ごせるご利用者さんが増えるといいな

なんて思っている次第です

 

 

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!

もしよかったらこちらもみてみてください!
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介護用品スタッフ1号の役に立つ?情報
介護用品スタッフ1号さんのブログです。最近の記事は「ブログ投稿しました! 「できる福祉用具専門相談員になるポイント3選」」です。

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