福祉用具専門相談員の資格の取り方(費用は?難易度は?取得後の貸与事業所の応募は?)
【AmazonオーディオブックAudible – 音声で本を聴く新体験】
国内最大級の特定事業所加算「取得」「運用」を代行する「プロサポ」が提供するメディア
訪問介護、通所介護などのお役立ち情報・書式を多数掲載!『けあタスケル』
こんにちは!
・資格を取るためにはとうすればいいの?料金や申し込みの流れなど詳しく知りたい!
こういう悩みをもたれた方向けの記事です
という方のためにご説明すると…
福祉用具専門相談員は
介護ベッドや車いすなどの福祉用具を導入にあたって
専門的で適切なアドバイスを行い
その人に合った福祉用具を提供するお手伝いをさせていただくという資格になります
福祉用具を取り扱う事業所に勤務してその資格を生かしていくという流れがほとんどです
介護保険制度の在宅サービスのひとつである
・福祉用具貸与
・特定福祉用具販売
の事業所を運営するうえで
福祉用具専門相談員2名以上の人員配置が義務付けられています
福祉用具はいざ必要となるまでなかなか馴染みのないものなので
実際にどんな福祉用具がその方にとって効果が高いのか
その方の生活が向上できるのかを
ご本人の疾病やニーズ・住環境・家族(介護者)など総合的に考えて
最適な機種を導入するお仕事です
私が考える福祉用具専門相談員の仕事のやりがいは
・ご利用者・ご家族の不自由だった生活がよくなることをそばで実感できること
ご利用者のお役に立っていることが目に見えてわかる瞬間は素直にうれしくなったりします!
ということで今回のブログでは
福祉用具専門相談員の資格の取り方(費用は?難易度は?取得後の貸与事業所の応募は?)
というテーマでお話します!
ちなみに福祉用具専門相談員関連の記事は過去のブログで取り上げています
こちらもよかったら参考にしてみてください👇
https://kaigoyouhin1.com/fukusigyoukaimuiteiru/
福祉用具専門相談員の資格の取り方
福祉用具専門相談員の資格は
・そして修了試験に合格する
以上の流れで取得することができます
※「介護福祉士」「社会福祉士」「保健師」「看護師」「理学療法士」「作業療法士」「義肢装具士」資格保有者は講習を受けなくても福祉用具専門相談員の有資格として認められます
講習は都道府県知事指定の研修事業者で実施されていて
・講習期間は6~7日間
ちなみに講習期間については
1週間ぶっ通しの短期集中の受講形式だったり
お勤めの方向けに土日の講義を4週にわたって受講する形式があったりします
講習のカリキュラムについて
講習のカリキュラムは下記の通り
・介護保険制度等の基礎知識
・介護・医療に関する基礎知識
・福祉用具に関する知識、技術
合格率は?
福祉用具専門相談員の資格の合格率についてですが
実は公表されていないので正確な数値はわかりません
しかしながら資格取得へのハードルは低く
大部分の受講者は一通りの講習を経て難なく合格していきます
事前予習もそんなに必要ではないレベルです
しかしながら心配性の私が今もし受講するとしたら少し予習復習もしてしまいそう
(記憶力の悪い私はすぐに学んだことが右から左へ抜けてしまうのです💦)
いちおう福祉用具専門相談員のテキストのリンクも貼っておきます
(実際は講習申込時にテキストも一緒に購入するケースが多いのですが
事前予習したり先に内容を知っておきたいという方は買っておいてもいいかもですね)
講習で学んだ知識を生かすには
講習で学んで資格を取って
そのうえで福祉用具貸与事業所に求人応募して就職
という流れになるのですが
はっきり言わせてもらうと
講習で学んだものを入社すぐに生かすのは結構難しいと思っています
なぜなら
座学はあくまで座学であり
実務経験に勝るものはないと思ってしまうからです
講習で学んだことが役に立たないということではないのですが
医者が座学をしているだけではだめで患者さんに対応する経験を踏まえて座学が生きてくるというように
福祉用具専門相談員の資格についても
始めに学んだ座学内容を実務でいろいろ経験していきながら
その座学内容を実務経験に頭の中で並べてみることで
初めて生きてくると思っています
ちなみに福祉用具専門相談員とは別で
「福祉住環境コーディネーター」という資格もあるのですが
この資格は福祉用具のお仕事をしていくうえで非常に役に立つ内容となっています
こちらの資格ももしご興味があるようであれば調べてみて
受験してみるといいかもです!^^
(私は2級を持っているのですが福祉用具の仕事をしていく上でとても役に立っています)
おまけ:福祉用具専門相談員の資格は先に取っておくか?入社後に取るべきか?
さいごに
福祉用具専門相談員の資格をいつとるか
についてお話しすると
「福祉用具専門相談員の有資格者しか採用しません!」という方針の事業所もあれば
「採用が決まってから会社の費用持ちで資格を取らせてくれる」事業所もあったりします
福祉用具専門相談員の資格を先に取っておくことで
やる気があるように見られたり
就職に優遇されるというメリットはあったりするのですが
その際は事前に資格を自力で取る必要があり
4~6万円の受講料を自己負担で受けておく必要があり費用的に大変負担です
事業所によって違うのですが
採用の面接では
資格の有無よりも専門相談員としての営業センスやお年寄りへの対応力・コミュニケーション力を優先し
資格は採用が決まってから会社負担で受けさせてくれる事業所もあったりします
営業として中途で入る方であれば
入社後からでも積み上げで学べる福祉用具の知識よりも
それまでに培ってきた営業センスの方を優先する事業所も多いと思いますので
求人応募の際の参考にしていただければと思います!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました!
もしよかったらこちらもみてみてください!👇
●介護の三ツ星コンシェルジュさんのコラム
https://kaigo.jp/writer/entry/130/
●note
https://note.com/kaigoyouhin1
ではでは
【AmazonオーディオブックAudible – 音声で本を聴く新体験】
国内最大級の特定事業所加算「取得」「運用」を代行する「プロサポ」が提供するメディア
訪問介護、通所介護などのお役立ち情報・書式を多数掲載!『けあタスケル』
コメント
こんにちは。
僕は、福住を持っていて、嫁の介護を20年やってきたので、一通りの知識はあるけど、アラカンなんで今更福祉用具専門相談員の資格を取っても、需要があるかどうか。もっと若かったら取りたかったですね。
じそうさん
コメントありがとうございます!
福祉用具専門相談員の資格はもし福祉用具の仕事をされるのであれば取っておくべきですが
住環境コーディネーターの資格は実務的にとても役に立つ資格なのでそれだけでも十分だと思いますよ!